uropatho’s diary

泌尿器病理医によるブログ

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消化器病理

【胃生検】低分化腺癌 (Group5)

こんにちは。 今回は胃生検でみられた低分化腺癌の組織像です。 分化型にくらべると内視鏡的にわかりにくのでしょうか、悪性疑いでない場合に時に出会うことがあり、このような場合には見落しに気をつけないと怖いです。 粘膜固有層内の間質に索状もしくは孤…

病理医にとって理解しておきたい「ウィル・ロジャース現象」

こんにちは。 病理医の診断には良悪を決めるところから、悪性度やスコアをつけるところまで様々な(責任の)レベルがあります。 良悪については間違うと責任を問われる可能性があります。しかし、その悪性度(high grade / low grade や Grade 1~3 など)の…

大腸癌の組織像。Group5です。

こんにちは。 大腸癌の組織像を載せておきます。病理組織像になじみが浅い臨床医や研修中の先生には参考になるかもしれません。 自分が日々診断していて、Group5をつけた症例から適当に選んで組織像を貼っておきます。 核の腫大や大小不同があります。管腔は…

管状腺腫の組織像

こんにちは。 日頃よくみる (というかほぼ毎日のように見る) 大腸の管状腺腫 tubular adenoma の組織像を載せておきます。 縦長の核をもつ腫瘍細胞からなる腺管が集簇する。低異型度の管状腺腫です。 こちらも縦長核のadenoma腺管が集簇します。これはポリペ…

大腸癌取扱い規約-第9版 (2018年7月)が発売されました。

こんにちは。 先日、「大腸癌取扱い規約-第9版」が発売されました。 2018年7月版です。 自称泌尿器病理医の私でも胃癌・大腸癌をみないわけではないので、昨年に改訂された胃癌取扱い規約に引き続き、このたびの大腸癌取扱い規約についてもフォローしないと…

【感染症】アメーバ赤痢

アメーバ赤痢 (amebiasis, amebic colitis) はEntamoeba histolytica の嚢子型(cyst)の経口摂取による原虫感染症です。大腸で栄養型となります。 以下は盲腸炎の疑いで生検されてきた検体です。 大腸粘膜には急性の炎症像がみられ、粘膜表層の壊死をともなう…

【大腸】 過形成性ポリープ hyperplastic polyp

大腸の過形成性ポリープです。 全く珍しくないものですが、、、 杯細胞 goblet cell の増加と陰窩の鋸歯状変化が見られます。

胃底腺ポリープ hyperplastic polyp, fundic type

過形成性ポリープの胃底腺型です。 全く珍しくないものですが、載せておきます。 腺窩上皮にも過形成性変化が見られるような気がしますが、基本は胃底腺の過形成。 嚢胞状の拡張を伴うことが多いです。 これがある人にはピロリ菌(Helicobacter pylori)はいな…

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